「お独り様会」にとって独身はかわいそうなこと?
独身でいることは、可哀そうなことなんだろうか。
ふとしたことから、この疑問に取りつかれました。
あー、私らしくない。
そのきっかけは、ある社会人サークル。
札幌のNPO法人が運営する「お独り様会」です。
「お独り様会」とはこんな社会人サークルです。
私の偏見たっぷりの感想とは違って、ニュートラルな口コミ・評判はこちら。
「お独り様会」とはどんな社会人サークル?
「お独り様会」とは、札幌のNPO法人(ボランティア系)が運営する独身限定の社会人サークル。
独身者同士で食事会やおしゃべり会をする・・・みたいな感じ。
はい、別に何も違和感はありません。
ちなみに設立の目的はこんな考え。
「独身者が年を取ったら、孤立するかもしれないと不安になる。
その不安の受け皿にあるため」
うん、ここもすごい共感。
結婚したって、子供がいたって、側にいるとは限らないけれど・・・。
独身の方が孤立する可能性はありますよね。
「お独り様会」を設立するきっかけは、代表の人生経験から。
代表(女性)は今でこそ3人の子供のママですが、結婚自体は晩婚だったそう。
このまま「おひとりさま」かも・・・と居場所づくりをしようと考えた、とこういうわけですが!
その代表が結婚したのは、20代後半。
え、晩婚とは。
いや、ひとさまの人生や感覚を批判するつもりはありませんけどね。
20代後半での結婚を晩婚と表現する感覚、かあ。
ちなみに「お独り様会」には、こんなグループ企画があります。
「子なし独身女性の会」(男性バージョンはない様子)
うーん、独特。
「子なし」&「女性」を強調するの、かあ。
そして、こんな割引設定もあります。
「少子化対策として、34歳以下の女性は会費無料」
言葉にするのが難しいのだけれど、
もしかして、
「独身で子供がいないことを可哀そう」
そういうスタンスなのかな。
ちなみに「お独り様会」の公式サイトを見ると、一片の悪意もありません。
清廉清潔で、隅から隅までクリーン。
正しくて、善良で。
それだけにすごく悲しい。
多様性とは。
豊かな社会とは。
無邪気な無知なのか、意図したポリシーなのか。
どっちなんだろうと考えてしまいました。
※あくまで個人の感想です。