札幌で年越し、ススキノでひとりぼっちカウントダウンした思い出

2022年もあと1日、もう大晦日イヴですか。

 

この時期になると、いつも思い出します。

数年前の大晦日、ススキノでひとりぼっちになり、涙目で年越ししたあの夜のこと。

 

ススキノでひとり、年越しした残念な理由

いえ、たいしたエピソードではないのです。

 

当時の私は、札幌に引っ越してきたばかり。

北海道のド田舎から出てきた、ほっぺの赤いお嬢さん。

 

大都会・札幌では、年越しには派手にカウントダウンイベントをやっていると信じていました。

そうです。

東京の渋谷みたいな、駅前かどこかの広場で花火がバンバン上がり、電光掲示板を見ながら、みんなで声を合わせてカウントダウン!

みたいな、ね。

 

今ならよくわかりますが、札幌ではそういう大きなイベントはないです。

強いて言えばJRタワーの展望台だけど、あれは屋内だし狭い。

 

だけど私、および友人はそれを知る由もなく、

「すすきのに行けば、なんかパーティーあるんじゃない?」

そう話し合って出てきました。

 

晦日の23時半、ススキノ最終到着(だったかな)の地下鉄で。

 

ところが!

いつまでたっても友人は現れません。

 

すすきの駅で待つワタクシ。

そして後でわかったことですが、「豊水すすきの」駅で待っていた友人。

 

さらに携帯は、まさかの電池切れ。

・・・泣きました。

 

ぼっちカウントダウンの後で・・・

酔っぱらいのグループは見かけるものの、カウントダウンだの、花火だの、起こる気配もないススキノ。

 

気が付けば日付が変わる2分前。

仕方がないので、ひとり時計の秒針を見ながらカウントダウンしましたよ。

 

で、問題はその後。

そうこうしているうちに、地下鉄が終電になってしまい、帰ろうにも帰れない。

 

仕方がないので駅を出て、フラフラ歩いていたら、どういう成り行きか小さな居酒屋にたどり着きました。

 

それが、ススキノの居酒屋けんちゃん。

若いのに、中におばちゃんが入っているような店主「けんちゃん」。

 

スマホを充電させてくれて、無事友達も呼んで、カウントダウンのやり直しです。

けんちゃんが出してくれて、思わずおかわりしたババロア

ちょっと甘みの強めだったそばつゆと、年越しそば。

 

札幌に出てきて1年目、あれはなんだったんだ・・・という笑い話の出来事です。

 

私が書いた回ではありませんが、けんちゃんのお店も紹介されています!

\【札幌すすきの】2022-2023カウントダウンイベントや年越しにオススメ居酒屋情報!/

www.din-hkd.jp